所長として組織全体が成果を出せるよう
「どうすればいいのか?」を考える毎日
- 2006年入社
オープンからクローズまで全てに関わりたくて転職
一度は憧れた航空業界へ再チャレンジ
実は大学生の頃、パイロットを目指し試験を受けたことがあります。選考は最終段階というところまで行ったのですが、残念がら不採用になってしまいました。その時の気持ちもあり、何か航空関連の仕事をしたい。そう思って求人サイトで「航空機」「商社」というキーワードで探して見つけたのが村上実業でした。正直、あの頃は商社とメーカーの違いもわかっておらず。商社を選んだのはたまたまでした (笑)。
村上実業に入社してからは日々忙しく動き回っています。自分で考え計画し、お客様と交渉する。お客様に良いパーツを紹介したり、説得することもあります。もちろん自分を売り込みに行く必要もありますし、納入した後の資金の回収までやります。本当に全部やらないといけないです。その分、お客様から直接意見をいただける場面も多くあります。例えば、お客様に納入した工具が、今まで人力でやっていた業務を自動化し、大幅に効率が改善された事がありました。その時はお客様から「本当にありがとう」という言葉をいただけました。そういう時はすごく嬉しいですね。
また、入社5年目の時の仕事は非常に記憶に残っています。お客様から我々含め複数の会社に声がかかり、「あるパーツを仕入れたい」と相談がありました。その場では2週間後に回答が欲しいとおっしゃっていましたが、なんとなく早いもの勝ちなのではと思いました。
そこで、すぐさま車に戻り、すでに取引があった台湾のメーカーに相談。そのパーツを使いこなせるエンジニアがドイツにいると聞き、そちらにも連絡。その場で一緒にやることを決めました。会社に戻り事情を説明、すぐに見積もりを作成し、お客様には翌日に回答することができました。スピーディーな対応がよかったのか見事受注することができ、納入まで繋がりました。
プレイヤーからマネージャーへ
2016年には副所長に、その2年後に所長へ任命されました。以前までは自分の担当するマーケットがどうやって売上が増えるのかを考えていましたが、今はいかにみんなが動きやすくて活躍できるようになるかを考えるようになりましたね。
名古屋営業所として業績が上がるにはどうすればいいのか?最近は社員との面談も行い、目標を一緒に決めたり、フィードバックする事も多くなりました。私は、現場に出ることが好きだったので、その機会が少なくなったのは残念ですが、今後はマネージャーとしてしっかり経験を積んでいこうと思います。
今後めざす組織としては、みんなが同じ目的に向かって、積極的に様々な意見がでる組織づくりを目指しています。そのような組織では、ベテランや若いメンバーから異なる意見、耳の痛い意見もたくさん出てくると思います。しかし、何も言わない人や自分の意見を曲げて同調する人と、私と違う意見を積極的に言う人のどちらを評価するかと問われれば、私は後者を選択します。その考え方をチームに浸透させ、皆が発言しやすくなる環境、雰囲気を作ることは、私の仕事だと思っています。
DALIY SCHEDULE
- 朝
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起床・メールチェック・身支度
早く起きて、その日のスケジュールを立てる。
毎日英会話のラジオを聴くのが日課。
- 08:00
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出社 / メールの送信
時差の関係でアメリカの営業時間と重なるため、やりとりはこの時間が多い。
Murakami Americaにメールしたり届いたquoteを基にお客様への見積書を作成する。
- 08:30
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社内での事務作業やミーティング
マネージャーとして国内・海外各拠点でのMTGで情報を共有。お客様への提出書類の準備、お客様への納品の準備など。その他、社内でのMTGに参加する。
- 12:00
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外出&ランチ
客先での商談に向けて外出、移動途中にランチをとる
- 13:00
-
お客様との打ち合わせ
客先で納品や商談。工具の打ち合わせは、実際に飛行機の機体を見ながら、どのような場面でどのように使うのか詳しくヒアリングする。
他のメンバーに同行し技術的なサポートをすることも多い。
- 16:00
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会社に戻り情報共有
商談で依頼を受けた事項をMurakami EuropeやMurakami Americaに共有する。
また、他のメンバーの見積もりなどにフィードバックを行う。
- 17:30
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退社〜
夕食をとり家族と過ごす。子供をお風呂に入れ寝かしつける。
家事が全部終わったら、その後はプライベートな時間。
CAREER
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2006年
営業の新米として -
三菱重工業様の大江と飛島、知多エリア、飛島エリアの下請けの営業を担当。
最初は先輩と一緒に同行し、お客様が「こんなの欲しい」という要望に対して答え続ける日々。
2008年には初の海外出張を経験。
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2010年
提案できる営業に -
三菱重工業様の小牧、名誘の担当に変更。
2013年には、再度三菱重工業様の大江担当に任命。
お客様の要望に答えるだけではなく、こちらから「もっとこうしたらいいのでは?」「この工具使って見たら?」などの提案を行えるようになる。
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2015年
部下の育成を経験 -
翌年には初めて部下を持ち育成なども経験。
主任拝命、部下の指導をしつつ自分の営業を行うスタイルに変わる。
ここまでの間、年に2回~4回の海外出張を経験。
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2016年
経営やチーム運営を意識 -
副所長任命、事務所の管理をするため、自分の営業を部下に振ることが多くなる。
※他営業所や本社との絡みで、これまでほとんど無かった国内出張が大幅に増える。
2018年、所長に任命される。
私はもともと1000人以上が務める大手上場企業で働いていました。そこでは部署ごとに業務が細分化されており、私が担当している業務では、お客様が「どのような理由で相談に来て」「結果どのようになったのか」がわかりませんでした。もっと深く人と関われる仕事がしたい。そう思って転職を決めました。